モータースポーツにおけるライセンスには様々な種類があります。
まずはその種類を知ることからはじめましょう。

「4輪自動車競技」用のライセンスと、「カート競技」用のライセンスとに大きく分けます。
次にこれらのライセンスをそれぞれ「参加者(エントラント)ライセンス」、「運転者(ドライバー)ライセンス」、
および「審判員(オフィシャル)ライセンス」というように、競技会への関わり方によって、3つに区分しています。

「4輪自動車競技」用のライセンスを分かりやすく図にしてみると以下のようになります。
なお、説明文は非常に簡単にしてありますので、詳しくは、4輪ライセンスについては、「JAFスポーツ資格登録規定、
および国際モータースポーツ競技規則付則L項」(いずれもJAFモータースポーツイヤーブックに掲載)、
カートライセンスについては「カートライセンス発給規則」(カート規則集に掲載)をご参照ください。

   
 
 
   
 
 
  ■取得条件

(1) 普通自動車以上の運転免許証か、外国のこれに相当する運転免許証の所持者であること(ただし、18才以上)。
(2) JAFの個人会員であること。なお、入会については、講習会の会場でも申請代行を行なっている場合がありますので、講習会の主催者にお問い合わせください。


■Bライセンス講習会を受講する

(1) JAFのBライセンス講習会スケジュールを参照、もしくは最寄りのJAF各地方本部へ問い合わせの上、希望のBライセンス講習会を見つけ、主催者に連絡して受講する。事前に持参するものや費用など必要事項を主催者に確認しておきます。
(2) 講習会のカリキュラムは、国内競技規則や国内競技車両規則などの諸規則の説明、モータースポーツを始めるにあたっての心構えなど、講師のお話を聞くだけでOK。試験などはありません。


■ライセンス交付申請手続き

以下の書類や申請料を用意して、講習会受講後30日以内にJAF地方本部・支部の窓口に持参します。
(1) 必要事項をもれなく記入したJAF所定の「競技運転者許可証・公認審判員許可証交付申請書(講習会受講証明のスタンプが押されていること)」1枚
(2) 縦4cm×横3cmの大きさの写真(無帽、無背景の上半身のもの)1枚を申請書の所定の位置にはる。
(3) JAF会員証(当該年度末まで有効であること)
(4) 許可証料 3,000円(税込)
(5) JAF会員でない方は入会金(2,000円)、および年会費(4,000円)の合計6,000円が必要となります。
(6) 郵送の場合はさらに仮ライセンス郵送料(配達記録での返送を希望の場合290円、普通郵便希望の場合80円)が必要となります。


■JAFスポーツ

 Bライセンスを取得すると毎月「JAF MATE 」誌と一緒に「JAF MOTOR SPORTS」誌が送付されます。この中には、規則の改定などのお知らせや公示、毎月のAライセンス講習会やオフィシャル審判員の講習会、競技会カレンダー(スケジュール)などモータースポーツに参加するための情報がぎっしりつまっています。

   
 
   
 
 
  ■取得条件

 国内Aライセンスを取得するためには、まずBライセンスを取り、レースを除く競技会(ラリー、ジムカーナ、ダートトライアル、サーキットトライアルなど)に1回以上出場して完走することが条件となります。
 これで「Aライセンス講習会」の受講資格が生まれるわけです。

■Aライセンス講習会を受講する (1) JAF Motor Sports誌を参照、もしくは最寄りのJAF各地方本部へ問い合わせの上、希望のAライセンス講習会を見つけ、主催者に連絡して受講する。事前に持参するものや費用など必要事項を主催者に確認しておきます。
(2) 講習会のカリキュラムは、Bライセンス講習会とは若干異なり、各種規則に関する講義と筆記試験、および走行実技の試験で構成されています。ただし、筆記試験は規則書持参OKですし、走行実技試験の方も、テクニックではなく、サーキット走行時のマナーや、旗信号を理解しているかなどを見るものです。  


■ライセンス交付申請手続き (1) 講習会で合格したあとの手続きは、Bライセンスの場合と基本的に同じですが、旧ライセンス(この場合はBライセンス)はJAFに返却してください。
(2) 許可証料は4,000円(税込)となります。(同一年度においての上級の場合は、Bライセンスとの差額1,000円)